ランの置き場
今年の夏にお迎えしたバンダ’プリンセス ミカサ ブルー’。無事、二度目のお花を見せてくれました。
夏場に咲いたお花と比べるとやや色褪せたような青紫色ですが、じゅうぶん美しいです。
そして私には、バンダのお花の中央には、「足をぴんと伸ばしで座っているスローロリス」がいるようにしか見えない...ランの花粉を媒介する虫さんたちにとっては、「羽を広げた魅力的な蛾」に見えるのかな。もしかして人間には感じ取れないけど、昆虫にはわかるフェロモンのようなものも出していたりするのかな?(もしかしたら人間も、何かの物質を感じ取って植物のお世話をさせられているのかもしれない!?)
ここまで具体的な擬態ができてしまうということは、植物にも視覚のような能力があるのか?と疑問に思ってしまいます。
美しいだけでなく、不思議がいっぱいな植物です。
しかし吊るすタイプのラン、見た目はかっこいいものの冬場に室内で管理するのがめちゃくちゃ面倒くさいです。ラン愛好家の皆さんは、温室がない一般家庭の場合どうやって管理されているんだろう?
日当たりのいい窓辺に置きたいけど、根っこがとても長いので(葉っぱの先から根っこの先までで、私の身長くらいある)置き場所が限られてくるし、エアコンからはできるだけ遠ざけたいし。それに、これがもっとも面倒な点なのだけど、毎日水をやらないといけない。
ここ最近のルーティーンとしては、夜は浴室でシャワーを浴びせてそのまま一晩浴室で干し、朝は窓のカーテンレールにかけて日に当てる、という感じです。植物を世話するというよりは、「毎日洗濯物を洗って干す」ような感覚に近いです。
でも、それだとカーテンを閉めると肝心のお花の鑑賞ができないため、夜の間のちょうどいい観賞用スペースを求めてあちこちにランを吊るしまくっています。
今のところは、カーテンレールと長押の間に棒を渡してそこに引っ掛けるのがベストか??(ただし長い根っこが邪魔して、直下の椅子に座れなくなった)
以前行った植物園でバンダの展示をしていましたが、野生ではこのように長い根っこで木に絡みついているのですね〜。
バンダ、根っこが長すぎる!我が家で育てているのは正式には交配種のアスコセンダだから、ここまでは大きくならないと信じたい。。