あさがお にっき

小さな庭の記録や、日々のこと

ステファニーさん一輪

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ちょっと前に黒いシミが出てきて株元を削ったステファニーさんですが、その後は少しずつ回復してきているもよう。

この週末で一つだけ小さめのお花も咲きました。一輪だけでも心を動かされるかわいらしさです。やっぱりステファニーさんいいなあ!

 

枝ぶりをリセットしたいので、このまま様子を見つつ、冬剪定でげんこつ剪定してしまおうか考え中です。

 

秋のバラ園めぐり

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なにわ橋のライオン像

 

土日と祝日で、靱公園のバラ園と中之島バラ園に行ってきました。どちらも見ごろを迎えており、大阪市の中心部ということもありとても賑わっていました。

 

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中之島バラ園その1。デンティベスかわいい。


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中之島バラ園その2。歩きながら見下ろして楽しめるように、小道沿いのバラはかなりきつめの剪定をしているように思います。

靱公園の写真は、撮り忘れました。

靱公園は、イングリッシュローズや野生種、オールドローズが充実している印象でした。春にもぜひ行ってみたい!

中之島バラ園は、今まであまり見たことない品種も多くあり面白かったです。イングリッシュローズもよく咲いていたし、京阪園芸の品種もちらほらありました。

 

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マダムシャルルソバージュ。色も花形も好み!


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グレイパール。


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マルゴコスター。


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ユアインネルンアンシュロスシャルフェンシュタイン!すごい名前!

いい香りで素敵な花形なので気になります。

 

マダムシャルルソバージュの素敵な色合いに引っ張られてか、帰り道に花屋さんでオレンジ色のビオラを買いました。

 

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オレンジさんの相棒は、うす紫とアイボリーのバイカラーさん。今年もビオラを買う季節が来ましたね。

今週のお題「秋の空気」 読書のこと

今週のお題「秋の空気」 

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読書の秋ということで、読書感想を書いてみました。

読書自体は好きなのですが、昔から感想文を書くのがどうも苦手なのです。書いたら書いたで恐ろしくまとまりがなくなってしまうという...

そんな苦手意識の克服や自分の考えをまとめる練習も兼ねて、これからもちょっとずつ読書感想の投稿を増やしていけたらいいなと思います。

新しく、「読書」のタグも増やしてみました。 

 

さて、以前いとうせいこうさんの著作『ボタニカル・ライフ』 を読んで、ベランダでガーデニングをする人をガーデナーならぬ「ベランダー」と呼ぶらしいということを知りました。

栽培方法など一切調べず自己流で育て、枯れるもの拒まずの豪快な心構えのガーデニング術や、共感できすぎるあるあるが満載な、とても面白い一冊でした。日記形式でだいたい見開き1ページで内容が完結するため、すらすら読めてしまいます。

中でも印象的で覚えているのが、可愛らしいお花を育てる際にご自身のことを「お城からさらった姫君を無骨な手つきでこわごわ世話する悪党」に例える表現(ちょっとうろ覚えです)。

いいおじさんが真剣に植物をお世話する様がありありと浮かんできませんか?なんだかフフっとなってしまいます。

 

今回は2作目にあたる『自己流園芸ベランダ』を読みました。

植物好きであれば誰しも、日ごろ植物と接していると、そのありようにふと自分の心境がしぜんと重なったり、はたまた無意識の自分に出会ったり、自然の摂理のようなものを感じたりと、感覚が研ぎ澄まされて直観力が働く瞬間に出会うことがあるのではないかと思います。

いとうせいこうさんはそういった描写が本当に素晴らしく、どのテーマもすっと腑に落ちて共感できる内容になっています。

例えば私が惹かれたのが、日記中に何度か出てくるネコヤナギについて。

冬の日差しを受けて柔らかく輝くネコヤナギの花穂の微細な毛から、植物が太陽からの恵みを最大限受け取るために光を集めるようかたちづくられた存在であること、そしてそうした植物が反射する光が、人の心をも明るくするのだと言及されています。

情景がありありと浮かんできて、本当に素晴らしいと思いました。(まあ、そのネコヤナギも枯れてしまうんですけど

また私もそういう存在である植物にずいぶん生きる力をもらって助けられているんだなあと気づかされました。

一時的なはかないものかもしれないけれど、小さなベランダという空間に生まれる植物と人間の緊密な共生関係。

 

こうしてみると、ベランダ園芸界に好物件など一つも存在しないことがわかる。誰しもが等しく悪条件に立ち向かい、それぞれの知恵で春夏秋冬をしのいでいるのである。だが、だからこそベランダーは互いを尊敬する。狭かろうが広かろうが、日当たりが良かろうが悪かろうが、我々はベランダという苦難を抱えた同士なのだ。 

最後にこの一文、いちベランダーとしてすごく励まされます。苦難をかかえながらも、私たちは立ち向かっているんだ。趣味だけど、全力なんです。

 

さて、この本は図書館で借りてきたのですが、カレル・チャペック『園芸家の一年』も一緒に借りているので読むのが楽しみです〜(^^)

にょきにょき

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我が家のベランダは相変わらずお花のないみどりの日々が続いています。

でもシャトードゥシュベルニーさんがすごくにょきにょきしているのを見るのが地味だけどワクワク楽しくって。なかなかの太さのサイドシュートも何本かあったりして、これは冬剪定のあとで挿し穂にしたらとっても良さそう。

 

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なかなか大きくならない蚊嫌草の根元からもなにやらにょきにょきが。

 

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ムスカリも絶賛にょきにょき中。

 

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今日は、ベランダガーデニングには珍しい訪問者も。ぽいっと空中に放ったら、ブーンと羽音を立てて飛んでいきました。

 

芽生え

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一時的に部屋の中がジャングル化した我が家。

 

ニュースによると台風19号は日本を離れて海上へ抜けていったとのことですが、各地でまだまだ予断を許さない状況のようですね。川の氾濫など、とても心配です。

私の住んでいるエリアは結果的に雨風ともにそこまでではありませんでしたが、これからの日本は安心安全に暮らすためにはより一層防災意識を持たねばいけないなと痛感。

 

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色々な物を片付けていたベランダを復元する際、久しぶりにムスカリを植えた鉢を見てみたところ、小さな芽がいくつか出ていました。

今年は花が終わった後早々に枯れて休眠してしまったけど、来年はどれくらい咲いてくれるかな。

 

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カラッカラに干からびたラナンキュラスの鉢にも、表面が湿る程度に水をあげてみました。

これは、生きてるのかな…?

ステファニーさん、えぐれる

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レイニーブルーさん、久しぶりの一輪を咲かせています。まだまだ夏の雰囲気のお花ですが、私にとってはうれしい一輪です(^.^)

 

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最近ステファニーさんの株元に、黒いシミが広がっているのを見つけてしまいました。夫に、シミの部分をそぎ取るようにノコギリで切ってもらったところ、内部にも怪しげな変色部分が…!

でも手持ちの道具ではこれ以上えぐり取るのは難しそうだったので、とりあえずこのまま癒合剤でふさいでおきました。なんだか、虫歯の治療みたい。

中途半端な治療になってしまったのが気がかりですが、変色した部分が広がらないことを祈ります。


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切り取った後ですが、表面の黒いシミの部分です。

ステファニーさん、がんばれ!

そして、似たような株元のシミをフレグラントヒルさんにも見つけてひやっとしています…!

こちらもシミを削ってみるべきか?

今年はバラの調子悪すぎ!

今日のベランダ9/29

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ここ最近はバラの花がほぼないので、グリーンばかりでちょっと物足りない雰囲気です。

咲いてるのはエボルブルスくらいかなあ。

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バラさんには、毎月月末くらいに肥料をあげるようにしています。今日は施肥と一緒に一鉢ずつコンディションをチェックし、ハダニ対策の葉水をしました。

 

まず、元気そうな子から。

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シャトードゥシュベルニーさんです。なんか全体的に葉っぱがくるくる丸まっているな〜とは気づいていたのですが、たぶん水切れのせいですね。いつも水切れさせてごめんよ。

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原因に気づいてから水やりの頻度を週3くらいから毎日に変えたところ、あちこちから新芽が出てきました。

 

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レイニーブルーさんはハダニ被害がしぶとく残るものの、週一の徹底的な葉水でなんとか拡大は抑えられています。調子は悪くなさそう。

 

続いてちょっとやばめの子たちです。。

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フレグラントヒルさん。葉のふちから枯れ込みが進んで最終的に落葉してしまい、葉っぱの数が増えません。芽も動いてないようだし、なにかが良くない。つぼみは切り取ればよかったんだけど、久しぶりに花を見たくてつい残してしまいました(T_T)

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↑この枯れ込みが徐々に広がっていって最終的に落葉してしまうんです。ただの水切れならいいんだけど。

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なんとなく、初期の枯れ込みがネット画像で見かける褐斑病に似てるような...要観察です。

 

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ステファニーさんは、いちばん太かった枝も枯れ込んでしまい、メインの枝が二本だけになってしまいました。今年のステファニーさんは枝枯れが多い(T_T) ただ、枝の下の方からちいさなサイドシュートが3本出てきているのでまだ希望はあるかもしれない。

 

西向きベランダでバラを育てるには、シュラブ系など樹勢の強いタイプが向いているのかもしれませんね。ミニバラや樹勢の強くない品種だと、環境に負けてしまうようです。あれ、なんだか当たり前のことを改めて言っちゃったような気が(?_?)

 

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全然関係ないですが、ホットケーキミックスで作った焼きドーナツがお手軽で美味しかった!