あさがお にっき

小さな庭の記録や、日々のこと

不完全な庭

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我が家の庭も、いよいよ盛り上がってまいりました。バラのシーズンです。しかし今年は連休中も在宅勤務ではあるものの仕事をすることになってしまい、横目で庭をちらりちらりと見ながら過ごしていました。

グロワール ドゥ ディジョン ルージュはたくさんの花をつけてくれましたが、朝晩2回の水やりでも間に合わず、かなりのお花をボーリングさせてしまいました。でも誘引もなかなかうまくいったし、何より機嫌よく育ってくれているし、来年は水やりをもっと工夫してポテンシャルを発揮させてあげたいな。


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クレマチス’ロマンチカ’とレイニーブルーの挿木株。レイニーブルーの親株は残念ながら去年がん腫でお亡くなりに。残された挿木株がまた大きく育ってくれますように。


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テス オブ ザ ダーバーヴィルズ。めっちゃうつむきます。

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とてもかわいいし香りも好きなので大株に育ってくれたらうれしいな。


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濃色+白の組み合わせはなかなかシックな印象。バラたちがピンクピンクし過ぎているので、花壇部分はこれくらいの引き締めカラーな方がバランスが取れていいような気がします。(それでも派手派手?)
ちなみに、私がピンクのバラが好きなのではなく、通販のバラの福袋などでお任せで苗を購入したら、ピンク系ばかり揃ってしまっただけなんです。本当はもっと全体的にナチュラルな色味だといいなあという気もしてたり。

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オルラヤは友達からもらった種から。


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アンジェラとアンブリッジローズ


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オルラヤ、ノースポールの背後にがん腫のシャトー ドゥ シュベルニー(いちおう隔離しているつもり)。こぶの進行がひどく、この子とももうそろそろお別れかもしれない。でも健気に咲いてくれています。


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収穫のタイミングがいまいちわからないまま育っていくビーツ(左)、春先に人工授粉に成功したレモン(右)

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花がらまで美しいと思ってしまうグロワール ドゥ ディジョン ルージュ。

 

成功も失敗も、美しいも醜いも、すべての事象が一斉に小さな庭の中でひしめき合って発生しているような、そんな2023年の春です。この不完全さをなんとなく愛しているのかもしれません。

仕事も生活も今年はなんだかとても楽しくて、でも問題も多くていろんなことが一杯一杯で、正解がない中で今の自分にとってのベストを選択しようと日々もがいていますが、そんな感覚ですら丸ごと愛していけたらいいな〜。