ざんねんな家庭菜園
アンブリッジローズの夏花が一重で咲いていました。
せっかくのお盆休みですが、悪天候でガーデニングもできることが限られていますし、今年の家庭菜園の様子でもまとめてみようと思います。タイトルの通り、家庭菜園をはじめて2年目の今年はうまくいかないこと続きです。
❶にんじんとビーツ
まずはにんじんとビーツについて。にんじん ’ダークパープル’とビーツは今年の1月末に種まきし、7月初旬に収穫しました。
葉っぱは茂っていたけど、根っこが細〜い!
ビーツもイマイチ...そして、根の先端がネコブセンチュウにやられています。
根菜類がダメだった原因は、土作りがちゃんとできていないこと(そもそも庭土が栄養分が少なく家庭菜園に向かない真砂土)、そしてネコブセンチュウが庭中にはびこっていることが大きいような気がしています。そういえば、去年グリーンカーテンにしていたゴーヤを撤去したときにもおびただしい根こぶを発見したのでした。
少ないビーツでなんとか作ったちょっと貧乏な感じのボルシチ。白い具材は、スミターナ(サワークリーム)がわりの市販のヨーグルトです。見た目の通りあっさり風味だけど、ちゃんとボルシチの味わいでした。
❷トウモロコシ
5月末ごろに苗を植えて、7月半ばに収穫したトウモロコシ。見た目からして小さいですが...
おひげだけはご立派!
小さな小さなトウモロコシですが、味はちゃんと甘かったです。さすがスーパースイート種だけある。
トウモロコシは肥料食いとのことで何回か追肥したりと気にかけていたのですが、やはり土作りがちゃんとできてなかったのかも。
❸トマトとナス
今年はトマト苗を買いそびれてしまったのですが、段ボールコンポストをまいた土から品種のわからないトマトの芽がどんどん出てくるので、試しに2本だけ育ててみることに。
実付きが悪く、ようやく数個だけついた実を見守っていたところ、今度は下の方の葉っぱからすごい勢いでハダニにやられてしまい、生きるので精一杯な様子になってしまいました。さらにせっかく色づいてきた1個目の実も、いつの間にか地面に落ちて虫に食われていました。ちーん。
こちらのナスを植えたのは確か7月初旬。毎週観ている趣味の園芸で「7月からでもナスの植え付けは間に合う!」とのことだったので、その日すぐにホームセンターで買いました。植え付けて1ヶ月で最初の実を収穫しましたが、お隣の例のトマトからハダニが続々侵攻してくるのが悩みです。
トマト、ナス、そして後ろ側にルリタマアザミなど植えているこの一角はお隣さんの庭に隣接しており、最近お隣さんが境界に目隠しフェンスを置いたために風通しが悪くなりハダニの増えやすい環境になってしまっているようです。
毎日葉水をして、週一で粘着力のあるピカコーをまいているけど全然勝てそうにない!
このように今年は散々だった家庭菜園。とても基本的なことですが土作りや風通しなど改善すべき点も見つかったので、調べて対策していきたいです。それにしても振り返ってみると家庭菜園の行き当たりばったり感がすごい!(それも一因?)
ワクワクするもの
ざんねんなお話だけだと寂しいので、最後にワクワクするものもご紹介しておきます(笑)
こちらは私がずっと楽しみにしている温州みかん。みかんの苗にとってはオーバーワークだとは思うのですが、せっかくなっているのにと思うと摘果できず、10個以上実がなっています。秋に収穫できるのが待ち遠しい!
インリッチ(手前)とフレグラントヒル(奥)のつぼみ。バラのつぼみも、見るとワクワクしますよね。
アンブリッジローズにも、いつの間にかポツポツとつぼみが。
このままバラたちが咲いてくれれば、ちょうど花がら切りのタイミングで夏剪定をできそうです。