ステファニーさん、コガネムシに食われる
8/22のステファニーグッテンベルク。
暑さのせいかと思っていたのですが、いま写真を見返すと、この頃から調子悪そうだなあ。
8月末の軽い夏剪定後、新葉も出さずずっと沈黙を続けていたステファニーさん。
ここ何日かは下葉の黄変などの明らかな症状も出ていて、これはどう考えてもコガネムシがいるだろうとは思っていたのですが、なかなか手が回らず、今日ようやく手当をすることができました。
2年間愛用し続けている8号スリット鉢から引っこ抜いてみると、鉢土の上半分ほどしか根がありませんでした。調子がいいときは、冬の土替えでも底の方まで根っこぎっしりなのに。
根を水で洗い流すと、白根がほぼ完食されている状態でした。ステファニーさん、いままで放っておいてごめんよ。でも、根っこにこぶが見つからなかったのは不幸中の幸いかも。
※次の写真には、コガネムシの幼虫がごろごろしていますので、苦手な方はご注意ください。
鉢土を広げてよく見てみたところ、通常のコガネムシの幼虫の2倍サイズの特大幼虫3匹が見つかりました。うわー、大きすぎてびっくりした。受け皿に入れといたら、喧嘩しだしてるし、どれだけ活きがいいんだ。。
別の鉢の表土から捕獲した通常サイズの幼虫と、それから余った古い米も一緒に受け皿に入れておいたので、庭に置いて鳥に食べてもらおうと思います。
白根がほとんど残っていない状態なので、6号鉢にサイズダウンし、家にあった赤玉土メインに腐葉土とバラの土少しをブレンドして植え直してみました。そしていまさらながら、なにかのおまけでもらったココヤシマットも敷いておきました。
植え替え後、さらに枝を全体的に切り詰めておきました。
洗濯中のタオルケットが背景代わりに....(でも枝ぶりが見やすい。)
ひととおり作業を終えてから愛読書の鈴木満男先生のテキストを確認したところ、根っこの弱ったバラを植え替えるときは赤玉土主体で、1割ほどピートモスを入れてもいいが、それ以外の有機物は入れない、と記載がありました。
さすがに肥料は入れなかったけど、有機物(腐葉土)は普通に入れちゃった。ようすを見て回復が遅ければ、赤玉土だけに植え替えることにします。まあ、これまで有機物たっぷりの鉢土に植わってたわけだし、そこまで気にしなくてもいいのかな?
今回は初めてコガネムシ被害の対応をしましたが、日頃から先達のガーデニングブロガーさんたちの記事を見ていたおかげであまり慌てず冷静に対処できたような気がします。
コガネムシたちとの付き合いにはこれからも悩まされ続けそうですが、なんとか乗り切っていきたいところです。
さいごに今後の備忘録として、今回でた症状の写真を記録しておきたいと思います。
コガネムシにやられると出てくるという、特徴的なV字型の枯れ込み。
葉の表と裏両方に現れた、不定形の細かい黒いシミ。
剪定後、新葉はほとんど出ず、出たとしても貧弱な白化した葉っぱのみ。
他にもコガネムシがいそうな、またはすでに表土で何匹も確認して捕獲している鉢があるので、時間ができしだい対応していかなければ。。
↓ステファニーさんの根っこが元気だった頃。