あさがお にっき

小さな庭でポタジェづくりをめざして

お気に入りの一冊

先日ロシアの本を紹介した流れで、私のお気に入りの本をもう一冊ご紹介したいと思います。なぜか気分で突如はじめてしまった本の紹介コーナーですが、生暖かく見守っていただければ幸いです(笑)気が向いたら、また続くかも?

ところで、最近は本を読む機会が増えたのですが、内容をすぐ忘れてしまうので備忘録みたいなのを記録したいってずっと思ってます。でも文章をまとめるのが苦手で時間がかかってしまいなかなか難しい...ブログの「読書」カテゴリ記事をもっと増やしたいです。。

 

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ウィンザー城に続く、なが〜〜い散歩道。

 

旅行先で、時間とかばんのスペースに余裕があれば、現地の本屋さんに寄るのが好きです。買う本は、自分が気に入ったものであれば読めても読めなくても良いです。旅先から持ち帰ったことで、本自体にいろんな思い出がこもったりすることが自分にとっては大事なので。何かと忘れっぽい人間ですが、ふとなにかの拍子に本を手に取る瞬間、「ああ、そういえばこんな思い出があったなあ」とリマインダーになってくれるんですよね。


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 今回の一冊は、2019年の春にロンドンを旅行したとき、ウィンザー城の近くの本屋さんで買ったものだったと思います。バラ好きには見覚えのある名前、アラン・ティッチマーシュさんの"Growing Roses"です。

 

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この方、BBC Booksの"How to garden"シリーズでバラだけでなく多くのガーデニングに関する本を出しているようです。イングリッシュローズの名前になるだけあって、イギリスのガーデニング界の大御所なんですね。

ちなみに、表紙の写真のバラもたぶんきっとアラン・ティッチマーシュですね。自分で書いててバラだかご本人のほうだかわからなくなってくる、そんなアラン・ティッチマーシュづくしの一冊です。

素敵なイングリッシュガーデンの写真が多数掲載されており、それだけで見ていてとても楽しい気持ちになれます。(さすがに大手の出版している本ですし、今回はページを撮って載せるのはのは控えておこうと思います。いま調べたらAmazonKindle版も出ているので、興味のある方はそちらからどうぞ。無料お試し版から写真も見られます。)

バラの栽培テキストは何冊か持っていますが、日本のテキストとこちらのアランさんの本を比較して個人的に違いを感じた部分を2点だけご紹介したいと思います。

まず薬品に対する考え方。減農薬、無農薬の有機栽培が強くおすすめされています。耐病性の高い品種を選び、環境を整え、日頃こまめなチェックをするなど基本的なお世話は日本のテキストと変わりません。日本のテキストより一歩踏み込んでると感じたのが、できるだけ薬品を使用しないでエコシステムを味方につけ、益虫のすみかを用意し庭に呼び病害虫の予防策とするよう提唱されている点です。著者が、バラ栽培だけでなく広く分野を横断した知識をもつ庭づくりの専門家だからこそのアプローチかもしれませんね。場合によっては殺菌剤、殺虫剤にたよりますが、しかたなくというニュアンスを感じます。(私は無農薬でやってみるという選択肢が結構好きで自分にとってはしっくり来ているので、このように言ってくれるプロの方がいるのはうれしく感じました。有機栽培もできるだけやってみたいです)

おすすめされているバラの種類の傾向。やはりオールドローズ(一季咲き、繰り返し咲き問わず)やイングリッシュローズが多く紹介されています。ぱっとリストを見た感じ、ドイツやフランスのモダンローズはほとんど載っていません。美的感覚?や現地の気候に合う合わないなどの理由があるのでしょうか。

そうそう、品種のほうのアラン・ティッチマーシュもイングリッシュローズのカテゴリで真っ先に紹介されていました。「名前のとおり、タフで健康的なガーデン素材」と評されていました。ご本人の太鼓判付きで、ちょっとほしくなってしまう(笑)