バラの鉢増し、剪定、誘引作業①
バラの冬の作業の備忘録です。
毎年記録しておくと、後々見返したいときにすごく便利なので、毎年続けています。
今回は大物のつるバラの作業があるので、いつもより早めの時期に作業をスタートしました。
グロワール ドゥ ディジョン ルージュ
去年の今ごろお迎えしたグロワール ドゥ ディジョン ルージュの根鉢。今年は伸びに伸び、測ってないけれど、テラスの天井にやすやす届いているので3メートルは超えてるんじゃないかと思います。8号鉢から10号にサイズアップです。
枝全体が鮮やかな赤色に変わり、とてもきれいです。窓ガラスにご近所がバッチリ反射してしまうので、全体像ではなく下側半分だけの写真となっています。。
枝が細くてしなやかなので、今回は野菜ネットにクリップで留めておくだけという簡易的な誘引にとどめました。あとで枝の向きとかをもっと修正しよう...
今後の成長しだいで、ちゃんとしたトレリスを準備する必要があるかも。
マダム アルディ
去年の誕生日に夫からプレゼントしてもらったマダム アルディは、7号から10号鉢へ。
もうすでに枝がしっかりと固まってしまい、ビシッと直立しています。全長は、2メートルくらい?
これが2ヶ月前に段ボールに詰め込まれて届いたなんて、信じられない。
鉢増しだけして、剪定と誘引はほぼしませんでした。
ステファニー グッテンベルク
年々枝を失っていく、ステファニーさん。ついに1本杉になってしまったけど、逆にいえばもう失うものはないよね!(枯れさえしなければ…!)
剪定はこんな感じでいいのかな?なんだか物悲しさを感じます。
去年はコガネムシに根をほとんど食べられてしまったので、9月ごろに6号鉢にサイズダウンしました。根鉢はできていましたが、ちょっと水切れさせすぎてしまったかな...
このまま6号鉢で、これからは水をもっとあげるようにし、春はお花を我慢して摘み取る覚悟で回復につとめたいと思います。
インリッチ
こちらも夫からのプレゼントのインリッチ。
黒点病にかかりやすいですが、シュートをばんばん出してどんどん伸びてくるので生命力の強さを感じるバラさんでした。今年は、引き続き軒下で管理しつつ、いい香りの充実したお花を期待したいです。
HTで高さも出る品種のようなので、半分以下の高さになるようにしました。もっと下で切ってもよかったのかな?8号鉢の空きができしだい、引っ越し予定です。
枝が紫色につやつやと黒光りしていて、かっこいい。
今年の用土は、いろいろとテキストを参考にし、「赤玉土7:特選有機バラの堆肥2:余ってた腐葉土ともみ殻くん炭1」でいくことにしました。オールドローズ以外は、元肥としてマグアンプも入れておきます。(真っ先に作業したオールドローズには、入れ忘れた)
特選有機バラの堆肥は森林みたいないい匂いがして効果がありそうだし、以前参加したバラの講習会で「がん腫予防にも効果がある」と聞いたので、おまじない的に使っています。
(去年この堆肥でバラのマルチングをしていたら土の中に不定形のきのこが生えてきましたが、良し悪しは不明です)
がん腫は本当に見つけたくないですからね...
根っこへのダメージが怖すぎて、鉢増しの株は、根鉢を崩すのも本当に最小限にとどめておきました。この判断も、いいのか悪いのか。
冬の作業は何がベストの判断なのかわからないことだらけですが、今後のためにとりあえず記録しておきます。
準備していた用土が尽きてしまったので、今回はとりあえずここまで。