梅雨前の庭の記録
バラのシーズンが終わって少しさびしくなっていた我が家でしたが、ふたたびカラフルになってきました。
真っ青なヤグルマギクの後方では、夫の育てているパクチーが花盛り。葉ではなく、種を収穫する予定みたい。同じ植物でも葉っぱはパクチー、種はコリアンダーとして売られているのだそうです。
カリフォルニアポピーとディモルフォセカ
白い花は、イベリス・アマラ。
このミックスフラワーコーナーは、花壇のわきに置いている植木鉢をも呑みこむ勢いのワイルド感を出してきていますが、梅雨にはどうなるのかちょっと心配です。
こちらは花と野菜をミックスで植えているポタジェコーナー。たいへんカオスな様相に、、
種から育てたミックスリーフ類が青虫ファクトリーと化してしまいほったらかしにしていたところ、花が咲いてきてしまいまいした。ああ、とう立ちですね。
葉物は育てておくと使い勝手がいいけど、虫の食害を避けるためにもっと寒い時期に作ったほうがよさそうです。
同じくポタジェコーナーの鉄砲百合はもうすぐ咲きそう。
こちらは庭の隅のメドウセージ。他の鉢の影で日が当たりにくくなっているので、サイズも控えめなスリム体形で育っています。もっと日の当たる場所に移したほうがいいのかしら。
グリーンカーテン予定地の端に植えている高性ミニトマトには、たくさんの青い実がつき始めました。
ゴーヤのお花。苦いものが苦手な夫が自分で植えてたけど、ちゃんと食べるのだろうか。
虫に食われたりハダニがはびこったり、庭全体が雑然とした雰囲気になってきているので、一部整理したりして梅雨を迎えられたらいいなと思います。
バラの季節にさようなら
ステファニーさんは一本立ちの変な樹形になりながらも、この春は次々と可愛いお花を途切れることなく咲かせてくれました。
後半は小さいけれど雰囲気たっぷりの房咲きに。切り花として楽しんでいます。
お花を紹介していなかった謎のバラ、'Jacotte'。開花は5/19でした。今年は何かがよくなかったのか、全てのお花が不完全な形になっていました。
なんでこんな風になってしまったのか。しべが全開なので、ハチなどの虫さん達には大人気だったんですけどね〜。
花数も少なく、一季咲きなので、今年はこれでおしまい。ローズヒップにでもしてみようかな?
このバラ、正月の福袋でうちに来た時からとんでもなくごっついシュートが横張に伸びていて、すごく扱いづらい樹形なんですよね...冬剪定でげんこつにして、樹形をリセットしてみたくてたまらない一株です。
バラの季節は終わりましたが、3月に庭にまいたミックスフラワーシードたちがだいぶ育ち、こちらのほうがシーズンを迎えようとしています。
次々と蕾が上がってきているヤグルマギクは、ハッと目がさめるような鮮やかなブルーでしっかり目立っています。
黄色いお花は、ディモルフォセカ。(覚えにくい名前!)
ミックスフラワーシード、ちょっと過密すぎましたね、、ジャングルになってきてしまった。そしてよくアシナガバチがここに潜り込んでイモムシ刈りをしているので、うかつに手を出せなくなってきました。
ジャングルを覗き込むと、小さなビオラが懸命に花を咲かせていました。
ジャングルにしてしまってごめんよ。
春の寄せ植えのほうのビオラは、ブルーデイジーと共にまだまだがんばり中です。
春先の全盛期の頃より涼しげな淡い色合いになっていて、今のほうが好みかな〜と思っています。
さいごに、撮り溜めてた今シーズンのバラの写真たちをまとめて載せておこうと思います。
◼️グロワール・ドゥ・ディジョン・ルージュ
◼️シャトー・ドゥ・シュベルニー
◼️アンジェラ
◼️アンブリッジローズ
インリッチ開花
去年の誕生日に夫からプレゼントしてもらったバラ、インリッチ。
私にとって初めてのハイブリッド・ティーで剣弁高芯咲きのバラです。香りがいいということでこのバラを選んでくれたようですが、今年はそこまで香らず、軽いティー香でした。もっと育ったらより強く香るのでしょうか?
咲き始めは赤みの強いベージュの花弁のエッジに濃いピンクが乗っていて、花によっては中心がオレンジがかっていたりと、変化が大きいです。
時間が経って開ききっても、最後までしべは見せないようです。
つぼみの時はぐしゃっと縮れて色も全然違っていたのでちゃんと咲くのか?と少し不安でしたが、ちゃんと咲くものですね!
あのつぼみからこんな風に上品な感じに展開するなんて、びっくりです。
一言で言い表せない個性的なニュアンスカラー。
ハイブリッド・ティーは初めて育てたのですが、上へ上へとすっと姿勢よく伸びてくれる点はスペースの関係上かなりありがたいです。お花の数は少ないですが、一輪一輪が大きく見応えもあります。
ただ、ネットの商品写真と比べると、私の育て方のせいもあると思うけど、やや大味な印象がありました。
香りと花姿は育つとさらに良くなると期待して、大切に育てていきたいと思います。
レイニーブルー開花
遅咲きのレイニーブルーさん。初開花は5/9でしたが、今年もどんどん咲いてきています。
シャトードゥシュベルニーと同じく、冬剪定で枝を残しすぎたので、ひとつひとつのお花はやや小さく浅い感じになってしまったかも。今年は鉢のサイズも大きくしたし、肥料は2〜4月にかけて毎月しっかりあげてたので、肥料不足ではないと思うんですよね。
冬剪定では、勇気を持ってもっと大胆に切ったほうがいいと勉強になった春でした。
夕方の時間帯に撮った写真は、藤色の色味がより引き立って映ります。
やっぱり、葉っぱがもじゃっとしすぎてますね〜。もうちょっと枝を抜いたほうが風通しが良さそう。
そして、葉っぱがいっぱいあるので、多少の虫食いやアブラムシは諦めて放置してしまっております。午前中、庭に日が差し始めるとほぼ同時に、アシナガバチがふらりとやってきてバラの葉っぱを念入りにチェックしているのをよく見かけるので、少しは青虫を持って帰ってくれているのかもしれません。
アシナガバチは、うちに巣を作られるのは嫌だけど、お客さんとして来くれるぶんにはありがたく思っています。
レイニーブルーにはいつの間にやらクモもやってきて、巣を張ってしまいました。人間に丸見えの場所にいるのに、全然動じないどころか、近づくと巣を揺すって威嚇?してくることもあります。
バラについてるアブラムシや青虫を取るときに、たまに巣にくっつけたりしてみるんですが、食べたり食べなかったり、あまり好きではないのかポイッと捨てたり。なんともマイペースなやつです。
夕方の写真は藤色がきれいに出ますが、昼間に写真を撮るとこんな感じに。
明るい日差しのなかでは、ほぼピンクに映ってしまいます。花だけ見ると、くしゅっとした感じがオールドローズぽいです。
よく、うさ耳のようにつぼみが2カ所ぴょこんと出ていることが多いです。かわいい。
もしかしたらバラとしてはあまり定番の色の組み合わせではないかもしれませんが、レイニーブルーの優しい藤色はシャトードゥシュベルニーの黄色と引き立てあっているように思います。
ただ実はシャトードゥシュベルニーの右側にはどピンクのアンジェラもいて、左から藤色、黄色、ピンクの並びになっているので、なんだかちょっとカラフルすぎたかな?
さらになんと、アンジェラの株元にはいつの間にか夫の植えたネギが!ネギとバラっていう組み合わせもなかなか斬新(笑)
ステファニーグッテンベルク開花
今年のステファニーさん開花は5/10でした。去年、一昨年と比べると遅めの開花でしたが、とてもきれいに咲いてくれました。
花弁数が多いからか、つぼみがほどけていくのにはゆっくり時間がかかります。咲くのにエネルギーをたくさん使っていそう。
白地に中心がソフトピンクの定番カラーがいいんですよね!
一枚ずつ花弁が開いていきます。
ステファニーさんはつぼみの姿も好きなんですよね〜。とてもかわいい!
5/7のようす
5/6のようす
開花後、2日でこんな風にぱっかーんと全開になります。
ステファニーさんは、成長よりも花を咲かせることを優先してしまうようで、摘蕾すると逆につぼみを枝のあちこちから出してしまいます。これがフロリバンダの特徴なのでしょうか??全然コントロールできない、、
そんな状態なので、シュートが全然出てくれず、ついに今年メインの枝が1本だけになってしまいました。
健康に大きく育ってほしいけど、難しい〜。シュート出てくれ〜。
おうちでチャレンジ
連休中、外出の機会はぐっと減りましたが、その分ガーデニングにたくさん時間を割くことができました。
ポタジェコーナーが充実してきたので、間引きがてら料理に加えてみたりしています。
例えば、フェンネルの葉と若い茎をスープの具にしてみたり、ナスタチウムの花や葉をサラダに入れてみたり...。ナスタチウムの風味がどうも苦手なのですが、予想以上に増えてしまったのでせっかくなので消費したいんですよね。ペーストにするとおいしいらしいのでやってみようかな。
葉物も少しずつ収穫中。どれもタネから育てたので達成感があります。虫食いがすごい部分は取り除いてコンポストへ。
引越の際に使った段ボールを利用して、段ボールコンポストを始めました。毎日野菜くずや茶がら、花がら、むしった枝葉などをどんどん入れていますが、2〜3ヶ月ほど経ったいまでもそれらを微生物がどんどん分解してくれて、まだまだ満杯になる気配がありません。毎日中身をしっかりかき混ぜる手間はありますが、生ゴミをすぐ片づけられるのでキッチンが臭わないし、時間はかかるけど熟成したコンポストは堆肥として使えるので、結構暮らしに役立っています。
最終的に、段ボールコンポストでできた堆肥で野菜を育てられたらエコですよね^^ 生ゴミ→堆肥化して野菜づくり、の循環を目指せたらいいなと思っています。
そうそう、目指したいことといえば、この夏はグリーンカーテンづくりにチャレンジしたいと思っています。テラス直下のスペースの一部を整理し、写真左から高性ミニトマト、サントリーのきゅうり’スティックミニ’、ゴーヤ、あさがおを植えました。
スペースの関係でちょっと詰め気味になってしまいましたが、これからどうなるでしょうか。。
たくさん庭仕事をしたら、テラスでランチ!ちょっとしたピクニック気分を味わえました^^
シャトードゥシュベルニー開花
庭でいろいろお花が咲いてきて、どうやってブログにまとめようか悩んでる間に記録したい写真もどんどん増えてきて、さらにまとめるの難しい〜という状態になっております。。
ここは1種類ずつ絞って記事にしていくしかないですね。ということで、まずはシャトードゥシュベルニーさんからご紹介したいと思います。今年のシャトードゥシュベルニー初開花は5/6でした。
中心が黄色、外側が白で目玉焼きカラー!笑
今年はくしゅくしゅっと波打った感じで咲いています。去年の開花と比べると全体的にやや小ぶりな感じかな?いろいろな要因があるかもしれませんが、たぶん冬剪定の時に枝を多く残したため、たくさん咲く代わりにひとつひとつは小さくなってしまったのかもしれません。
黄味のオレンジからクリーム色まで、色のグラデーションがきれい。
おいしそうな色合い^^ ネットで調べると「さわやかな柑橘の香り」となっていますが、私は梅やスイセンのような、早春のお花の香りに似ているかな?と勝手に思っています。
ちょっとわかりにくいですが、全体はこんな感じです。
シャトードゥシュベルニーさんは春の強風でもっとも倒れまくったバラでした。枝やつぼみにはあまり影響がなかったものの、全体的に葉っぱがボロボロになってしまいました。フェンスと、地面にしっかり刺した支柱の2方向に紐で繋いでようやく倒れなくなりました。
地面に叩きつけられてどんなにボロボロになっても、葉っぱを虫に食われまくっても病気ひとつせず、本当に強いな〜と思います。もっといたわってあげねば。
黄色の写真が続いたので、補色の紫のお花も載せておこうっと。
「水色のスイートピー」というタグで買ったスイートピーには薄紫色のきれいな花がつき始めました。花が終わったら、種を収穫してみたいな。