あさがお にっき

小さな庭の記録や、日々のこと

だいぶ春

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どんどん花が増える芝桜。

もう2月も終わりです。時間がたつのが本当に早かった、、年末から友達の紹介でちょっとした副業というかお手伝いみたいなものを始めたこともあり、最近は土日が終わるのもあっという間です。新しく覚えないといけないこともたくさんあるけど、これまでやってきたことともいろいろリンクする内容だから、やっていて楽しい!


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さて、庭もだいぶ春です。一年で一番楽しみなシーズンが少しずつ近づいてきています。


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芽が出るのを見ても楽しいし、


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花が咲いても楽しい。種から育てたノースポール、やっと咲きました。


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いちごの章姫にも花が。


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ムスカリ第一号を発見。同じ鉢にいるスイセンのティタティタは、モザイク病ではないかと疑っています。

 

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ポタジェと言い張るにはささやかすぎる気がするけど、生命力にあふれまくるお気に入りの一角。生き延びたにんじんとビーツがもっさりしてきました。


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ブロッコリー、早くたべないとね。もう手遅れ?

 

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マロウはなんだか季節感おかしいですね。乾燥と寒さでドライフラワー状態になりながら、この冬中よく咲いていました。

グリーンアイスとスイートチャリオット

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最近、夫に肥料をあげる夢を見ました。しかも夢の中の私は「窒素とカリウムのバランス最高‼︎」などと喜んでいて、我ながら頭の中がお花畑にもほどがあると思ってしまいました。でも、意味はわからないけど楽しい夢だったみたいだし、まあいっか〜。

 

以前、引っ越しの続いた時期にバラを何鉢も枯らしてしまったのですが、どれも本当に好きなバラばかりだったので、最近になって同じバラをまた集め直しています。

グリーンアイスとスイートチャリオットも、そんな枯らしちゃったけど未練のある方々だったのです。

育てやすい定番のミニバラだけど、ホームセンターとかではなかなか見かけないので、去年の秋に京阪園芸でまとめて2種類買えたときはうれしかった!

 

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買って植えつけたばかりのころ。

 

買って植え付け後に剪定をし、わりとほったらかしでそのまま数ヶ月が経ち、さあ冬剪定をしようと久しぶりにきちんと目をやったところ、あれ、なんだかすっごくもっさりしている…?

 

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左下がスイートチャリオット、右下がグリーンアイス。(上は、セントラルローズのミニバラ)

どちらも葉を落とすどころか、早くもシュートをびゅんびゅん出して元気いっぱいのようすです。今年の冬、寒かったよね?休眠しなくていいの…?

これだけもっさりなのを丸裸にするのもなんなので、今年は長く伸びた枝だけ切りそろえる程度にして、常緑のままにしてみようかな。とりあえず、肥料はすぐ効いちゃったらこまるので、もっと暖かくなるまで控えておくことにしよう。

 

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かわいいオレンジジャンプアップ。ぶどうとみかん味って感じです。

オベリスク三姉妹、完成!

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あたたかい日差しの中、芝桜が咲き始めました。芝桜が咲くのって、こんな時期だっけ?

 

昨日の地震は、私の住む関西はまったく揺れず、LINEグループのメッセージで知りびっくりしました。どうか大きな被害になりませんように…。

 

この週末で、バラの植え替え、剪定、誘引がやっと終わりました!芽がふくらみ始めてきたので、芽出し肥料として、ペレットタイプの発酵油かすも株元にぱらぱらしておきました。


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今年は、初めてオベリスクにも挑戦しました。左からアンジェラ10号鉢、レイニーブルー12号鉢、シャトードゥシュベルニー12号鉢。

 

アンジェラ

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背景が冬の荒れた庭で、しかも枝ぶりがすごく見にくいですが、今年のアンジェラの全体像です。バラの中で一番イラガに好かれており、注意が必要な子です。剪定時も、いくつもイラガのまゆがついていました。


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去年の後半は黒点病でボロボロだったにもかかわらず、いい感じの根っこでした。さすがアンジェラ。地面にも根を伸ばしていて引き抜くのが大変でした。

 

レイニーブルー

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同じく黒点病に悩んだレイニーブルー。やはり全体的に枝も伸び悩んだ印象です。今年も枝ぶりが横張っております〜。

 

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アンジェラよりも早い時期から黒点病の症状が出ていたためか、根張りはいまいちでした。10号鉢のままでも良かったのですが、大鉢でのびのび育ったほうが力がつくかな?と思い12号鉢にサイズアップしてみました。今年は、微生物資材を葉面散布してみたいと思っています^^

去年ヒヤッとした根元のこぶは消えたようで安心した!(根鉢を控えめに崩してるせいで見えなかった可能性もあるけど、、)

 

シャトードゥシュベルニー

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今年はアップライトなかっこいい株立になりました。


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根っこもばっちり、今年も安心して無農薬でいけそうです。10号から12号鉢へサイズアップ。

今年のシュラブ系の剪定は、去年と同じく弱めにすることにしました。オベリスクに巻きたかったのと、花数を増やしておいて、もし虫害でつぼみがやられたとしてもある程度は見られたらいいなっていう願いを込めての判断です。

 

ハイブリッドティーフロリバンダ、挿し木苗たち
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ハイブリッドティーに新しくフレグラントヒルを迎えました。すてきな香りが忘れられず、、前に枯らしたのを再チャレンジです。

一本立ちになったステファニーさんは、8号鉢に深植えで植え付け直してみました。


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インリッチも、6号から8号鉢へ。期待のふくらむ根っこ!


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手に生傷の絶えない1ヶ月間でした。芽吹く前に全部終わってよかった〜!(あ、まだミニバラが残ってた!)

お気に入りの一冊

先日ロシアの本を紹介した流れで、私のお気に入りの本をもう一冊ご紹介したいと思います。なぜか気分で突如はじめてしまった本の紹介コーナーですが、生暖かく見守っていただければ幸いです(笑)気が向いたら、また続くかも?

ところで、最近は本を読む機会が増えたのですが、内容をすぐ忘れてしまうので備忘録みたいなのを記録したいってずっと思ってます。でも文章をまとめるのが苦手で時間がかかってしまいなかなか難しい...ブログの「読書」カテゴリ記事をもっと増やしたいです。。

 

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ウィンザー城に続く、なが〜〜い散歩道。

 

旅行先で、時間とかばんのスペースに余裕があれば、現地の本屋さんに寄るのが好きです。買う本は、自分が気に入ったものであれば読めても読めなくても良いです。旅先から持ち帰ったことで、本自体にいろんな思い出がこもったりすることが自分にとっては大事なので。何かと忘れっぽい人間ですが、ふとなにかの拍子に本を手に取る瞬間、「ああ、そういえばこんな思い出があったなあ」とリマインダーになってくれるんですよね。


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 今回の一冊は、2019年の春にロンドンを旅行したとき、ウィンザー城の近くの本屋さんで買ったものだったと思います。バラ好きには見覚えのある名前、アラン・ティッチマーシュさんの"Growing Roses"です。

 

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この方、BBC Booksの"How to garden"シリーズでバラだけでなく多くのガーデニングに関する本を出しているようです。イングリッシュローズの名前になるだけあって、イギリスのガーデニング界の大御所なんですね。

ちなみに、表紙の写真のバラもたぶんきっとアラン・ティッチマーシュですね。自分で書いててバラだかご本人のほうだかわからなくなってくる、そんなアラン・ティッチマーシュづくしの一冊です。

素敵なイングリッシュガーデンの写真が多数掲載されており、それだけで見ていてとても楽しい気持ちになれます。(さすがに大手の出版している本ですし、今回はページを撮って載せるのはのは控えておこうと思います。いま調べたらAmazonKindle版も出ているので、興味のある方はそちらからどうぞ。無料お試し版から写真も見られます。)

バラの栽培テキストは何冊か持っていますが、日本のテキストとこちらのアランさんの本を比較して個人的に違いを感じた部分を2点だけご紹介したいと思います。

まず薬品に対する考え方。減農薬、無農薬の有機栽培が強くおすすめされています。耐病性の高い品種を選び、環境を整え、日頃こまめなチェックをするなど基本的なお世話は日本のテキストと変わりません。日本のテキストより一歩踏み込んでると感じたのが、できるだけ薬品を使用しないでエコシステムを味方につけ、益虫のすみかを用意し庭に呼び病害虫の予防策とするよう提唱されている点です。著者が、バラ栽培だけでなく広く分野を横断した知識をもつ庭づくりの専門家だからこそのアプローチかもしれませんね。場合によっては殺菌剤、殺虫剤にたよりますが、しかたなくというニュアンスを感じます。(私は無農薬でやってみるという選択肢が結構好きで自分にとってはしっくり来ているので、このように言ってくれるプロの方がいるのはうれしく感じました。有機栽培もできるだけやってみたいです)

おすすめされているバラの種類の傾向。やはりオールドローズ(一季咲き、繰り返し咲き問わず)やイングリッシュローズが多く紹介されています。ぱっとリストを見た感じ、ドイツやフランスのモダンローズはほとんど載っていません。美的感覚?や現地の気候に合う合わないなどの理由があるのでしょうか。

そうそう、品種のほうのアラン・ティッチマーシュもイングリッシュローズのカテゴリで真っ先に紹介されていました。「名前のとおり、タフで健康的なガーデン素材」と評されていました。ご本人の太鼓判付きで、ちょっとほしくなってしまう(笑)

旅行とガーデニングと私

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旅行しづらい社会状況になってから早くも1年ほどたちますね。コロナ前は年に1回くらいは海外旅行をしていたので、いま思い返すと、行きたい場所に自由に行ける、贅沢な時代だったなあと思います。2020年代は、いったいどんな世界になっていくのでしょうか。

以前ロシアの知人からいただいた「ロシアの薬草とキノコ図鑑」。日本ではほとんど入手できないだろうという点で、私の宝物です(笑)残念ながら私のロシア語はアルファベットがかろうじて読めるレベルのため文章の意味はわかりませんが、写真がたくさん載っているのでページをパラパラとめくっては、旅行できないぶん、遠い地に思いを馳せたりなんかしてみたりしています。


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ロシアに自生している、生活に役立つ野草やきのこ類が収録されていますが、案外日本にもある!っていう植物も多く、親近感がわきます。例えばハコベ

 

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我が家では、マダム・アルディの鉢にハコベが同居しています。姫野バラ園さんからマダム・アルディがとどいたときに、一緒になにかの草が生えていたので何なのか知りたくてそのままにしてたら、コハコベの花が咲きました。雑草ですが、なんとなくかわいいのでこのまま残してみようかと思っています。


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ヤグルマギクは、去年庭にまいたミックスフラワーシードにも含まれていたっけ。発芽率がすごいし、たしかにシベリアの大地でも生き抜いていけそうなたくましさは感じるかも。ハーブとしてお茶にもできるそうですね。青い花がとてもきれいだったので、今年も花壇で育てたいと思っています。


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宿根草でおなじみの、ベロニカの原種も!野生環境ではこんなふうに自生してるんですね〜。というか薬草なのか、これ。

 

本をパラパラめくりながら、ふと思い出しました。そういえば、私がガーデニングにどはまりしたのは、以前ロシアのシベリア地方を旅行して、日本とはまた違う自然や植物の美しさに感動したことがきっかけじゃなかったっけ。

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こちらは、2017年にシベリア地方で撮った写真。

一見すると広大な荒れた大地のようだけれど、そこには短い夏に精一杯咲き誇る野草たちの姿があって。その鮮やかさが、とても印象的だったのを思い出しました。

 

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いつか、写真と文章など何かの形でまとめようと思っていたけれど、すっかり忘れてたんだった!図らずも、今日はひさびさに自分のガーデニング熱のルーツを思い出したのでした。

 

今年の庭は、「ロシアの初夏」をテーマに植栽を考えてみようかな!な〜んて、調子よく考えてみたりして。イングリッシュガーデンやジャパニーズガーデンはなんとなく具体的なイメージが湧くけれど、ロシアンガーデンっていったい何?ロシアといえば、ダーチャですね。じゃがいもや夏野菜、ベリーを植えて、お花も育ててっていうスタイルかな?

具体的なアイデアが思いついたらやるかもしれないし、思いつかなければやっぱりやらないかも。

 

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こちらは野生のシーバックソーンの木。「おいしいよ」って言われて食べさせられたらえらく酸っぱくて、なんだか騙された気分になったっけ。体にはとてもいい成分をふくんでいるそうです。

コチョウランとレモン

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ミディコチョウランのミキスマイルは、毎年バラの用土替えのころに咲き始めます。今年もキレイだな〜✨


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今年は2本の花芽のうち1本が途中で枝分かれしていて、20輪くらいは咲きそうな予感です。


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並べるととてもかわいい。


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一方、室内で冬越し中のレモンは水切れさせてしまったせいでたった1日で葉っぱが全部落ちてしまいました。レモンの水切れ、要注意です。

つぼみがたくさんできていますが、まずは葉っぱが復活してほしい…!

花壇づくりの記録

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庭に生えてる間引きにんじん、葉物類をちょっとずつ楽しんでいます。

この時期は成長はゆっくりだしたまに霜にやられるデメリットはあるけど、虫もほとんどつかないから無農薬でミックスリーフを育てるのにちょうどいいです。

 

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なんかいろいろ生えてるコーナー。食べれるものもいろいろ生えている。今年は花壇周りに雑草予防のグランドカバープランツを植えたりしたい!


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ここは12月からまったく日が当たらなくなってしまったので、しばらく何も植えずに段ボールコンポストを埋めて土を休ませていました。

また日が当たるようになってきたので、時期がちょっと早いけどいろいろ植えてみました。

コンポストを埋めたあたりを掘り返してみると、ミミズが何匹もいて、なんだか土もふかふかしてる感じ。

種から育てたノースポールとワスレナグサたち、ポットがいっぱいいっぱいになっていたのでこちらへお引越ししてもらいました。

写真に赤マルで囲った部分には、左側に紫にんじんのダークパープルを、右側にテーブルビーツのデトロイトの種をまいておきました。秋にも別の場所に同じ種を植えていたのですが、春まきにもチャレンジです。

 

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花壇の土づくりの途中に、ジョウビタキがやってきました。去年もうちに来てた子かな?